色を扱っている専門家として認められる色彩検定ですが、色のプロフェッショナルと呼ばれる資格は、もう一つ存在しています。
それが、カラーコーディネーター検定です。

「色」をテーマに資格を取得しようとした場合、この両者のどちらを取得するかで迷う方は非常に多いといえるでしょう。
ここでは、この両者の違いを細かく紹介していきましょう。

色彩検定試験の方法に違いがある

まず、主管が違っています。
色彩側がAFTと略される全国服飾教育連合会に対して、カラーコーディネーター検定は、東京商工会議所が行っているという点。
それぞれに活かせる職業の得意分野が分かれていると考えて良いでしょう。

ただ、これはあくまでも目安です。
服飾と名前がある以上、やはりファッション関連に強く、カラーコーディネーター検定の方は、工業・商業的な方に比重があると感じる方もいらっしゃいます。

大きな違いとしては、試験方法の違いです。
色彩は、3級のみが選択式のマークシートであるのに対して、カラーコーディネーター検定は、3級も2級もマークシートになります。
2級試験からは、マークシートもありますが、記述しなければならない問題も出てくるということです。

色彩検定取得に掛かるコスト面比較

それでは、実際に試験を受けるとして、気になるコストはどのくらいに掛かるものなのでしょう。
まず、両方とも、3級から1級までの3種類のランクに分けられているということは、共通しています。

3級のコストは、色彩が7000円に対して、カラーコーディネーターは、5100円。
2級は、1万円に対して、7140円。
1級になると、1万5000円と9180円という具合になっています。

2000円、3000円、5000円といったように、コストだけを比較してみると、カラーコーディネーター検定の方が、遥かに安いコストで試験を受けることが出来ます。

非常に難しい色彩検定合格率の比較

そして気になる合格率の違いです。
これは、どちらが合格しやすいという単純な結論を出すのは、非常に難しいと言わざるを得ません。

3級を比較すると、色彩の70パーセントに対して、カラーは60パーセント。
2級では58パーセントに対して、31パーセント。
ただ、1級の場合には、カラーの場合は、ファッション・商品・環境の3分野に分かれており、選択制になります。

色彩の26パーセントに対して、カラーのファッションが27パーセント。
商品が34パーセント、環境が13パーセントとなっています。

このような違いが両者には存在しているのです。